オーダースーツ業界の今後




こっちの方ではかなり久し振りのブログ更新ですが、あっという間に月日が流れている事が怖いです。

タイトルの通りなんですが、その前に世の中の現状です。


市況はスーツを中心としたビジネス用品の売り上げ低迷。

カジュアル化が進んでいましたので、そう遠くはない未来にいずれ来る事でしたがコロナがそれを後押ししたと言われています。


相当なプッシュのされ方ですが・・・笑


パラパラっと決算資料を見てみると、2021年3月期の紳士服最大手で売上が事業全体で▲56億。営業利益で▲15億。

その内ビジネスウェアの事業が▲43億で営業利益が▲16億。


売上、利益ベースで完全にビジネス事業は足を引っ張っているのがわかりますね。


致し方なく着用せざるを得ないスーツだった方がテレワークなどの推進もあり、ほぼ需要ゼロになり全く必要なくなった事と、スーツ専業以外の企業が安価なセットアップスーツなどをリリースしている事もあり、一部残りの層も流れている状態が後押ししていると思います。


加工関連の工場はと言うと人員削減しているので、稼働日数が減っているところが多いです。

これは結構深刻で万が一工場が破綻した場合、多くの取引先が加工先を失う可能性もあります。


加工先を振り返ると言ってもソコソコの規模の工場が破綻した場合は、取引者数も多いので残った加工先も受け入れが難しい側面も出てくるからです。

大体は数社取引していると思いますが、取引先によっては内部事情に結構影響が出ます。


イベント需要やビジネス需要が激減した事による影響は計り知れませんが、少しずつ回復傾向を辿ってはいるものの、感染者数の増加と緊急事態宣言などの影響がやはりまだまだ出てくると思います。


弊社はと言うと、元々低単価のビジネス特化型ではなかった事もあり、嗜好品としてのオーダーメイドやカジュアル用途での御注文は堅調に推移しています。


もちろんビジネス用途のお客様もお見えになりますが、今後大幅な増加の傾向を辿る事は難しいと予想されますので、ほぼほぼ一定数をキープしながら近い商圏内で積み上げていく形が大方の流れかなと思っています。


コロナが蔓延してから他社では断られるような特殊な案件がかなり増えているのが傾向としてあります。

また、イベント関連が小規模ですが実施件数上向きですので昨年の酷い状況を考えるとそちらもかなり改善してきています。


これからビジネススーツだけでは我々の業界は生き抜いていくのは難しくなっていきます。


職種の関係で最低限スーツを着る方はもちろんいなくなりませんが、シェアの取り合いになると大手のビジネスモデルはかなり戦況も厳しくなるのが予想できます。


今まではオーダーメイドブームもありシステム化されたスーツを低価格で販売し、広告をかけ店舗を拡大していく戦略で売り上げもどんどん伸びてきた業界ですが、消費者の分母が減ればもちろん固定費として店舗数や人件費にも影響してくるため、大手でも人員削減や不採算店舗の撤退や事業転換を余儀なくされています。


私達のような小さな会社の場合は資本力がありませんから、集客のボリュームやシステムの構築力は弱いですが、反面スピード感を持って損切りも出来ますし、完全対面型で消費者の方への満足度を純度高く改善できる術があります。


こういった時に投資もしていかないといけないのが心臓に悪いなとここ2年くらいはずっと思っていますが、最後に大切なのは小さな弊社店舗を見つけてくれて愛用頂いているお客様。


そこに現実を踏まえて、お客様と向き合える企業として方向性が問われていると思っています。


業績が回復しようと自分のところだけで考える事ではなく、取引先も多くなりましたから加工や仕入れも適時行える体制にしておく事が企業としての社会貢献かなとも思います。


言ってる間に10月で店舗は8年目に入りますから、もっと多く商流を循環出来る体制を目指して精進です。


取引先からガンガン仕入れも出来るように、出来る事から毎日コツコツとですね。

色々と協力してくれている取引先さんと、こんな世の中でも買い物をしてくれるお客様には本当に感謝です。


引き続き弊社への応援宜しくお願い致します。


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株式会社odd(オッド)

代表 野間


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