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パクリ産業


是非はともかくオリンピックのロゴでも話題になっていましたが、ファッション業界に限らずデザインのパクリ疑惑は横行しています。

アパレル業界ですとハイブランドとファストファッションブランドとの訴訟問題なんかはもはや恒例行事です。

特に問題なのは参考にしたというレベルを超えての完全パクリ。

既製品なんかを手がける企業は実物サンプルを他のブランドから引っ張って来てチョコチョコっといじってオリジナルパターン作成。

酷似していて明らかにやりすぎているとイエローカード入りますのでその点は気を付けているみたいですが。。。

オーダーメイド業界でも非常に多く、特殊なデザインや今までと変わった素材で提案していても、人気があると思われればすぐにパクろうとする外部の企業が出てきます。

パクれないものを作れば良いですが、ファッションですから入れ替わりが激しい側面もあります。

弊社オーダー製品もそうで、都内から地方まで明らかに意識しデザイン盗用されている商品が出回っています。

自意識過剰ではなくて本気のパクリです。

あんまりひどいと私は強めのレッドカード出しますけどね(苦笑)

そう言うお店に限って「こんな新しいデザインどうでしょう」なんてコメント添えてますし・・・

いやいやそれは前からやってますよね?的なやつです。

これって非常に残念な事で、ファッションライクに創造されたものがビジネスライクに転換され仕上りも残念な感じに大体なってしまっているのです。

先行の利は必ずありますが、そんな中で思うのは後発のものが動いた時にはまた新しいものを結局は企業として生み出している必要があるという事です。

過去は過去。

なので売れたものも追いかけ過ぎない事が、もう一つの側面として垣間見える筈です。

これを10年20年30年と続けて行かないといけないのも大変ですが、今の創業店舗が10年くらいしたらまた小さく新しい事も始めようかなと考えている今日この頃です。

小さい会社とは言え、大変な事や考える事も多いですが自分に取って120%の情熱を注げる仕事であれば出来る事かなと思います。

若い時から思い描いていた好きなコトを仕事にしている事には間違いないので、精進したいと思います。

皆さんに喜んで頂けるように。

株式会社odd(オッド)

代表 野間

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