いま本当に必要かどうか

コロナウイルスは健康被害はもとより経済へも甚大なダメージを与えました。
安心感があるイメージの強かったサラリーマンの方もリストラによる大幅な人員カットに対する不安を抱え副業の増加。
企業も補助金や助成金を活用してなんとかやっているところも多いと思いますが、対象期間以降も、はたして企業は雇用を守れるのかどうかという問題もあります。
テレワーク推進と比例しテナントの撤退も相次いでいます。
車で街を通る時にも肌で感じますが、私自身1年間ほぼ毎日のように不動産情報を見ている感じで言ってもかなりテナントは空きが出ていますし、知っているお店もいくつも撤退しています。
何故こんなにも市況は厳しくなったのか。
緊急事態宣言からの外出規制。リモートワーク推進。イベントの中止など挙げればキリがないですが。
正直私もコロナウイルスが蔓延せず、いままで通りの日常であればそんなに向き合わなかった事です。
現在は緊急事態宣言が解除されハードルの高い遠方の方も少しずつ戻ってきていますが、そんな中でもずっと考えていました。
いまのタイミングで自社の商品はお客様にとって本当に必要とされるものなのかどうか。
大きいトピックとして「整理する機会になった」という言葉をよく耳にします。
今回オーダースーツをオンラインで販売する方向で急遽スタートしたケースはよく見かけました。
弊社も他の企業と同じように一つの手段としてはもちろん考えましたし、取り組みとしては必要な要素ですが、その前に根本的な間違いに気がつきました。
そもそも我々の持っているツールは今この時にお客様にとって本当に必要なのかどうか。
必要とされていないものを無理にオンラインで売っても、割引して売っても限界があると感じたんです。
やってみなければ分からない部分ももちろんありますし現にオンラインショップは元々やっているんですが、根本的な部分に疑問がずっとありました。
このコロナ禍でオンラインで予約販売でコロナ前と同じく全て完売しているアパレルショップもある。
もっと身近な所でも全くコロナの影響を受けていない企業もありますし、言ってしまえば毎月会う人でコロナ禍で前年対比180%程度で推移している会社もあります。
特需と反動もあると思いますが、需要のあるところにはある。
そう考えると、素直にコロナ関係なくこれは経営者としての力不足によるものなので大いに反省をしないといけませんし、新しい挑戦に向けた準備もしないといけません。
準備は結構前からしているんですが、なんせ時間がかかります。。。
まずは年内に見える所で一つ。
見えない所は延々と継続的に。
来月で実店舗をオープンして丸6年。
実は創業してからはもう6年経ち7年目です。本当に早いものです。
想定外にちょっとチャレンジの年になってしまいましたが、今年はより一層と楽しめそうです。
顧客様に本当に感謝です。
また来月にでも書こうと思います。
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株式会社odd(オッド)
代表 野間